経絡ストレッチヨガ
ルーチェではヨガと東洋医学の考え方を取り入れた「経絡ストレッチヨガ」をしています。
経絡(ケイラク)や東洋医学というと、少し難しそう・・・?と思われることもありますが、意外と私たち日本人にも受け入れやすいものなのです。
まず「経絡ストレッチヨガ」ですが、これはツボ押しや経絡を刺激するストレッチ、マッサージ、ヨガのポーズで気血のめぐりを良くし、内臓のはたらきを整える、自律神経のバランスの回復、骨格や筋肉の調整により肩こりや腰痛などの解消を主な目的としています。
東洋医学では気血の流れを整えることで身体の痛みを改善し、内臓の働きを調整し、病気を予防すると考えられています。
日本人に多い身体の不調を解消するために考案されたメソッドですので年齢問わず、柔軟性がない方や運動することや体力に不安のある方も無理なく安心してできるプログラムです。
ツボと経絡
皆さんもよくご存知の「ツボ」。
ツボに関する健康法は沢山の書籍も出ていますし、ネットで検索して肩こりに効く、冷えに効く、便秘に効くなど色々試された方もいらっしゃるのでは?
では「経絡(ケイラク)」はいかがでしょうか?
あまり耳慣れない言葉かもしれません。
経絡は目には見えませんが身体を流れる気血の流れるルートのことを言います。
先ほど経絡ストレッチヨガは「内臓の働きを調整する」と書きましたが、「経絡」は各臓器と関連していて、その調整を行うことができます。
内臓の働きが調整されると気血の滞りも解消されて不調が解消されます。
また肩こりや身体の痛みなど身体に不調があるとき、その部位を通っている経絡のツボを刺激することで離れた場所にある不調を調整することもできるのです。
気血の巡りを整えることは健康な身体づくりにとても効果的で、病気の予防だけでなく、全身の緊張を緩め、呼吸を深めてリラックス効果を高めます。
季節ごとにおこなう身体の養生法
養生法とは病気を治す治療法ではなく、病気にならないための予防法のことをいいます。
ルーチェでは「季節のヨガ」というレッスンをしていますが、これは東洋医学の「五行」をもとに季節に沿った身体の調整を経絡ストレッチヨガでおこないます。
「五行」とは「木火土金水」というあらゆるものを構成する五つの要素のこと。
この要素は性質や関係を表すもので、例えば「木は春、肝がよくはたらく」「火は夏、心がよくはたらく」などそれぞれに季節や身体の部位や臓器や感情、色、味覚、味などが属しています。
これをもとに季節ごとに各内臓の働きを整え、表れやすい不調を予防したり、改善につながる経絡ストレッチヨガを行います。
味覚、味など薬膳的な考え方をもとにした食養生もお伝えしながら食によるセルフケアの方法も学べますよ!
巡る季節もそれぞれの季節と心身を調和させて、健康で心地よく過ごしていきましょう^^