体の緊張を解いていく
一般的なヨガのイメージはというと、様々なカタチをとるアーサナといわれるポーズですね。
ヨガのポーズは体の柔軟性が必要と思われがちですがそういうものでもなく、ラジオ体操のように気軽にできるものもたくさんあります。
ラジオ体操は子供の頃から経験している方が多いと思うので、それほど意識しなくても自由に体を動かすことができ、終わったあとも体がスッキリしていると思うのですが、ヨガも同じで腕を伸ばすことも、足を伸ばすことも、前屈も個人個人が心地よくすることが大切なのです^^
柔軟性の高い人のポーズをイメージしたり、周りと比べてがんばりすぎて、その結果、「きつかった」「できなかった」というのは少し違うのです。
ヨガで重要なポイントは「呼吸」です。
ブログでもしつこいくらいに書いています^^;
呼吸は生まれてから死ぬまで無意識に行っているものなので、なかなか呼吸の大切さはわからないものですが、呼吸をしている=生きているということ。
体に酸素をとりいれなければ体の細胞も生きてはいけませんし、エネルギーの代謝や脳のはたらきにも重要な役割をしています^^
体を使って心を解かそう
ヨガは呼吸とともに体を動かします。
がんばってポーズをとることよりも深い呼吸ができていることの方が大切です。
ポーズによっては苦しく感じるものもあるかもしれませんが、そんなときも、やっぱり呼吸が大切ですので、自然な呼吸ができるところまでポーズをゆるめればOK。
最初はぎこちない動きをしている体も徐々にほぐれて気血の巡りがよくなり、呼吸もしやすくなります。
通常のレッスンでも、ヨガをする前と後では呼吸の深さが変わっていることに気づくと思います。
呼吸を優先して体を動かし、脳や心の緊張も解いていく。
呼吸の「吸う」「吐く」とポーズの「緊張」と「弛緩」が交感神経と副交感神経をバランスさせて心が落着き、自律神経のバランスを整えたり、睡眠の質を上げる効果にもつながるのです。
心と体をととのえる
「心」と「体」、切っても切れない関係ですね。
もし何か、体に負担がかかったとしたら心も一緒に緊張します。
もし何か、心に負担がかかったら体も一緒に緊張します。
なのでヨガのレッスンは心も体も一緒に考えて、バランスがとれるようにすることを心がけています。
ただ個々によって、体を動かすことを優先したい場合と、ゆったり心を労ることを優先したい場合があると思います。
「今日はたくさん体を動かしてスッキリしたい」「今日はやさしくゆったり動いて心を静めたい」など。
他にも体調を整えたい、ボディバランスを整えたい、瞑想を中心に行いたいなど、心や体が必要としていることは人によって様々ですね。
心と体の声に耳を澄まし、毎日を心地よい気持ちで過ごせるようご自身を調整し労ることも習慣にしていただきたいと願っています。
ルーチェは大人の女性がゆっくり自分を取り戻し、健康やライフスタイルの質の向上を応援しています!